AIで仕事がなくなる瞬間を目の当たりにしました!
NHKのニュースを見ていて、あの天下のNHKがAIにニュースを読み上げさせていたのです。
これって、ニュースの読み上げにアナウンサーは必要ないと証明されたことなんですよね~
NHKのアナウンサーさんたちは、自分の仕事がAIに奪われるんじゃないかと気が気じゃなくなっているかもしれませんね。
そこでチョット気になったのは、将来AIでなくなる仕事の割合や業種です。
ということで
・AIでなくなる仕事の割合がスゴイ!
・AIに奪われる仕事ランキング
・AIに奪われない仕事ランキング
を調べてみましたのでお伝えします。
ごゆっくりどうぞ!
AIでなくなる仕事の割合がスゴイ!
まずはAIでなくなる仕事の割合についてご紹介しましょう。
野村総合研究所が2015年12月15日付で発表したレポートによると、10〜20年後には日本の労働人口の約49%がAIで代替可能になるそうです!
このレポートでは、アメリカやイギリスのデータも公表されていました。
アメリカ:35%
イギリス:47%
参考:野村総合研究所「日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に」
アメリカとイギリスと比較して、日本のAIでなくなる仕事の割合が高いことになります。
また、イギリスのオックスフォード大学でAI(人工知能)の研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が2013年に公表した論文にも、
後10~20年程度で、アメリカの総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高い
と記されているそうです。
これらのレポートや論文に書かれている内容は、まったくと言って良いほど一致しています。
つまりあと10~20年で、日本の労働者の約半分がAIによって仕事がなくなってしまう可能性が非常に高いということになります。
AIに奪われる仕事ランキング
衝撃の事実を目の当たりにしたところで、さらに今後AIよって奪われる仕事のランキングをご紹介します。
このランキングは2018年6月22日発売の女性セブンで発表されたもので、ランキングについてはオックスフォード大学と野村総合研究所により発表された「人工知能やロボット等による代替可能性が高い 100 種の職業」をもとに試算されたものだそうです。
意外な職種もランクインしていました。
順位 | 職種 | 奪われる確率(%) |
---|---|---|
1位 | 電車運転士 | 99.8 |
1位 | 経理事務員 | 99.8 |
3位 | 包装作業員 | 99.7 |
3位 | 路線バス運転手 | 99.6 |
5位 | じんかい収集作業員 | 99.6 |
6位 | 郵便外務員 | 99.5 |
6位 | 学校事務員 | 99.5 |
6位 | ビル清掃員 | 99.5 |
9位 | 銀行窓口係 | 99.4 |
9位 | 計器組立工 | 99.4 |
9位 | 金属製品検査工 | 99.4 |
12位 | 給食調理人 | 99.3 |
13位 | スーパー店員 | 99.2 |
13位 | 弁当・惣菜類造工 | 99.2 |
15位 | 新聞配達員 | 99.1 |
16位 | マンション管理人 | 98.9 |
17位 | 通関士 | 98.8 |
18位 | ホテル客係 | 98.7 |
19位 | 自動車組立工 | 98.3 |
20位 | 警備員 | 97.8 |
21位 | 測量士 | 97.3 |
22位 | タクシー運転手 | 95.4 |
23位 | 刑務官 | 94.7 |
24位 | 秘書 | 94.5 |
25位 | 航空管制官 | 94.3 |
26位 | プログラマー | 94.2 |
27位 | 税務職員 | 94.0 |
28位 | 行政書士 | 93.1 |
29位 | 税理士 | 92.5 |
30位 | 航空自衛官 | 92.3 |
31位 | 弁理士 | 92.1 |
32位 | 機械修理工 | 91.6 |
33位 | クリーニング師 | 88.6 |
34位 | 自動車板金工 | 88.4 |
35位 | 原子力技術者 | 88.1 |
36位 | 型枠大工 | 86.2 |
37位 | 公認会計士 | 85.9 |
38位 | 不動産鑑定士 | 84.0 |
39位 | 家政婦 | 82.7 |
40位 | 稲作農業者 | 82.6 |
41位 | ラーメン調理人 | 82.1 |
42位 | 鍛造技術者 | 79.9 |
43位 | 社会保険労務士 | 79.7 |
44位 | OA機器販売員 | 79 |
45位 | 司法書士 | 78.4 |
46位 | 国際公務員 | 78 |
47位 | 臨床検査技師 | 77.6 |
48位 | 信用金庫渉外係 | 75.9 |
49位 | テレフォンアポインター | 74.9 |
50位 | 大工 | 72.9 |
ざっと見ると事務職系のお仕事がAIで仕事がなくなる可能性が高いのかなと感じました。
電車運転士や路線バス運転手、タクシー運転手は、自動運転の技術が進歩すればAIに仕事を奪われる可能性が高いということでしょう。
たしかに自動運転の方が事故が減る可能性が高いとも言われていますもんね。
なにより驚いたのが、 プログラマーもAIの進歩で仕事がなくなる可能性が高いということです。
AI時代でも生き残れる仕事としてプログラミングがおすすめという話を聞いたことがあったんですが、どうなんでしょうね…
あと、ラーメン好きとしては、ラーメン調理人がAIに変わられるのは何となく嫌だなあって思いました f^^;
AIに奪われない仕事ランキング
こんどはAIに奪われない仕事ランキングを見ていきましょう。
あ~なるほど!と納得する職種がランクインされていました。
順位 | 職種 | 奪われる確率(%) |
---|---|---|
1位 | 精神科医 | 0.1 |
2位 | 言語聴覚士 | 0.1 |
3位 | 中学校教員 | 0.2 |
3位 | 外科医 | 0.2 |
3位 | 教育カウンセラー | 0.2 |
3位 | バーテンダー | 0.2 |
3位 | 助産師 | 0.2 |
3位 | ゲームクリエイター | 0.2 |
3位 | 旅行会社カウンター係 | 0.2 |
3位 | フードコーディネーター | 0.2 |
11位 | 小学校教員 | 0.3 |
11位 | 経営コンサルタント | 0.3 |
11位 | ネイルアーティスト | 0.3 |
11位 | 保育士 | 0.3 |
15位 | スポーツインストラクター | 0.4 |
15位 | 雑誌編集者 | 0.4 |
15位 | エコノミスト | 0.4 |
15位 | グラフィックデザイナー | 0.4 |
15位 | 観光バスガイド | 0.4 |
15位 | ディスクジョッキー | 0.4 |
21位 | ファッションデザイナー | 0.5 |
21位 | ペンション経営者 | 0.5 |
21位 | アロマセラピスト | 0.5 |
21位 | ツアーコンダクター | 0.5 |
25位 | 犬訓練士 | 0.6 |
25位 | 内科医 | 0.6 |
25位 | ソムリエ | 0.6 |
25位 | 報道カメラマン | 0.6 |
25位 | インテリアコーディネーター | 0.6 |
30位 | 映画監督 | 0.7 |
30位 | 舞台演出家 | 0.7 |
30位 | 俳優 | 0.7 |
30位 | アナウンサー | 0.7 |
30位 | 芸能マネージャー | 0.7 |
35位 | コピーライター | 0.8 |
35位 | 学芸員 | 0.8 |
35位 | 声楽家 | 0.8 |
38位 | 作詞家 | 0.9 |
39位 | 作曲家 | 1.0 |
39位 | 評論家 | 1.0 |
39位 | 料理研究家 | 1.0 |
42位 | 美容師 | 1.1 |
42位 | 漫画家 | 1.1 |
42位 | 手話通訳者 | 1.1 |
42位 | 社会福祉施設介護職員 | 1.1 |
46位 | 声優 | 1.3 |
46位 | 看護師 | 1.3 |
48位 | 動物園飼育スタッフ | 1.9 |
49位 | ホテル・旅館支配人 | 2.1 |
50位 | 化粧品訪問販売員 | 2.2 |
こうやってランキングを見ると、予想どおりクリエイティブな職種やコミュニケーション能力が必用な職種はAIに仕事を奪われる可能性が低いですね。
創造的な活動や人対人のコミュニケーションは、AIには難しいということですね!
あと意外だったのが、アナウンサーもAIが進歩しても仕事がなくなる可能性が低いとの結果です。
実際にNHKではAIにニュースを読み上げさせていたんですが…
もしかしたらアナウンサーと言っても、ニュースを読み上げるアナウンサーではなく、司会や進行などの仕事をするアナウンサーということなのかもしれません。
終わりに|AI時代を生き抜くために
今回はAIの進歩でなくなる可能性が高い仕事の割合や、AIに仕事を奪われる可能性が高い職種のランキング、AIに仕事を奪われない職種のランキングを調べてみました。
AI時代を生き抜くためには、何かを生み出すことができるクリエイティブな能力と、高いコミュニケーション能力が必用だということが明らかになりました。
この2つの能力は、AI時代を生き抜くためには必須の能力と言えるのでしょう。
僕も必ず訪れるAI時代を生き抜くために、この2つの能力を磨き続けたいと思います!
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